これまで、約１６年間建築の仕事をしてきました。多くのお客様とご縁を頂きこれまで細々とですがお客様に選んで頂けるようなサービスを提供してこれました。

ただ、一つだけどうしてもこの建築に関わっているものとして、お客様の立場に立ったときに必要とされる会社に”必要なこと”があると思っていたことが今回の自主プロデュース、自主運営です。

実家が空き家だったり、２物件目所有だったり、商売をするにあたって利用価値だったり、負債としての不動産だったり、商売の店舗としてのリフォームや不動産購入されることがあると思います。

ただのモノ売りや手数料商売（リフォームや不動産仲介）ではなく、一緒にどうしたらこの事業（投資金）が、生きた投資になるか！？といううちの施主事業者様やその地域が、上手く、良く、行くようなお手伝いができないか。と考え続けた１６年間でした。　

しかしその中でも、ただ商売（経済活動）をやるということへの疑問もあり、正しさとは何か、商売とは何かと、自問自答してきた中で、様々な事業や、不動産投資をしてきて、胸を張ってできるあらたなモデルとなる取組みのひとつが今回の古民家の宿「ごえん」です。

それもこれもいつも仕事の相談をしてくださる顧客様や、紹介をしてくださるお知り合い様がいるからこそ、社会的に意義のあると信じ続けてきた古民家の活動ができてきたのだと思います。

その積み重ねが実績となり自治体さまや各省庁さまからもさまざまな仕事や肩書を

お預かりさせて頂き、社会皆さんの問題に取り組み、その解決方法の一例となるよう

なこれまでにない新たな施設の利用、活用、モデルの構築、運営の運びとなりました。

そしてこのような施設を作ることができるまでになりました。

これからも住まいの質（クオリテイ）を基軸に、ごえんを大切に丁寧にお仕事に取組んでいきます。

2022.07